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白髪染めをするとかゆい!原因や予防方法を分かりやすく解説

「白髪が気になるから染めたいけど白髪染めをするとかゆくなる」「白髪染めでかゆいのは予防できないのか」とお悩みの方は多いでしょう。白髪染めでかゆくなる場合、さまざまな理由が考えられます。

今回は、白髪染めでかゆくなった場合の原因と対処方法、予防方法などをまとめて紹介していくので、白髪染めでお悩みの方はチェックしてみてください。

白髪染めをするとかゆい?その原因とは

白髪染めをしたときに「かゆい」と感じる原因とは何なのでしょうか。白髪染めをしてかゆくなる場合は、いくつか原因が考えられます。

  • カラー剤の洗い残し
  • 頭皮環境の悪化

ここでは、上記の2つの原因に注目して対処方法を紹介していきます。

カラー剤の洗い残し

まず考えられるのは、カラー剤の洗い残しです。カラー剤を洗い残してしまうと、カラー剤の成分によって炎症してかゆみを引き起こす場合があります。自分で白髪染めをする際はもちろんですが、美容室で白髪染めをしてもらう場合にも、最後のシャンプーまでしっかりとしてもらい、丁寧に洗い流してもらいましょう。

カラー剤の洗い残しによるかゆみは、丁寧に洗うことで発生を抑えることが可能です。自分で洗うと、どうしてもヘアカラー剤が洗い流しきることができず、炎症・かゆみにつながってしまうケースが少なくありません。自分で染める際には、特に洗い残しに注意してください。

頭皮環境の悪化

次に考えられる原因が、頭皮環境の悪化です。頭皮環境の悪化といっても、その中にもいくつか原因があり、主に皮脂の過剰分泌や乾燥、血行不良などが考えられます。頭皮環境が悪化している状態で白髪染めを使うと、かゆみにつながってしまう可能性が高いです。普段と比べて頭皮がカサついているなど、異常がある場合は白髪染めを一旦控えるようにしてください。

血行不良などが原因の場合は、頭皮マッサージをすることで改善される場合もあるので、白髪染めの前にマッサージをしてみるのも良いでしょう。

白髪染めによるかゆみはジアミンアレルギーの可能性も

白髪染めによるかゆみは、ジアミンアレルギーの可能性もあります。ジアミンとは、パラフェニレンジアミン(PPD)を始めとする、カラー剤に配合されている成分のことです。このジアミンなどの成分が含まれている白髪染めを使用することで、ジアミンアレルギーを引き起こす場合があります。

ジアミンアレルギーの症状

ジアミンアレルギーの症状は、かゆみ、痛み、赤み、かぶれ、湿疹などです。白髪染めのヘアカラーが直接頭皮へ触れることによって、かゆみや痛みが表れます。ヘアカラーリングの施術中に痛みが出る場合には、美容師に相談しましょう。

自分で白髪染めをやっていて、白髪染めの途中に痛みやかゆみを感じる場合には、刺激性のかぶれ(接触皮膚炎)になることもあります。すぐに薬剤を洗い流して、症状が治らないようであれば病院で診察を受けましょう。

ジアミンアレルギーは重症化すると、動機、頭痛、めまいなどの症状も表れます。アナフィラキシーショックなどの命に関わる問題につながる可能性もあるので、少しかゆいくらいだからと甘く見たりせずに、しっかりと対処してください。

ジアミンアレルギーの症状については、「ジアミンアレルギーでもできる白髪染めとは|原因や対処法を解説」の記事で詳しく解説しております。

ジアミンアレルギーが発症する理由

ジアミンアレルギーが発症する理由としては、主に下記の2つがあります。

  • 生まれつきジアミンアレルギーを持っている
  • 今まではアレルギーではなかったが許容量を達してしまった

ジアミンアレルギーも他のアレルギーと同じように、生まれつきの体質の問題という可能性も少なくありません。生まれつきの体質の方の場合は防ぎようがないので、白髪染めをする際は注意が必要です。

また、花粉症のように、一定量のジアミンが体内で蓄積された結果、アレルギーを発症するケースもあります。「今まで白髪染めでかゆみを感じたことはなかったのに、最近かゆみを感じるようになった」という方は、ジアミンアレルギーを発症しているかもしれません。

ジアミンアレルギーかを確かめる方法

ジアミンアレルギーが発症しているかを確かめる際には、パッチテストを行いましょう。ジアミンアレルギーは、白髪染めを定期的に行う方なら誰でも発症するリスクがあります。これまで問題なく使用してきたヘアカラー剤であっても、ジアミンアレルギーはある日突然に発症するのです。

そのため、ジアミンアレルギーかを確かめる方法は、その都度パッチテストを行うしかありません。パッチテストのやり方は、使用する予定のカラー剤を二の腕の内側に少量塗って48時間放置し、影響が出るか出ないかを確かめるというものです。このとき、塗布した部位に赤みやかゆみなどが出た際には、ジアミンアレルギーを発症している可能性があります。

ヘアカラーのパッチテストについて詳しく知りたい方は、「ヘアカラーをする前はパッチテストが必須!手順や注意点を解説」の記事をご参照ください。

白髪染めでかゆくなったらどうすれば良い?

ジアミンアレルギーは重症化のリスクがあるので、白髪染めでかゆみを感じたら、病院を受診するようにしてください。特に、痛みやかゆみが広範囲に渡って表れている、動悸やめまいの症状があるといった場合は、一刻も早く病院に受診しましょう。

症状が軽い場合でも、病院で診てもらえば原因を特定できるので、早めに受診しておくと安心です。

白髪染めをしながらジアミンアレルギーを予防する方法

「ジアミンアレルギーは予防したいけど、白髪染めはしたい」という人のために、ここでは、白髪染めをしながらジアミンアレルギーを予防する方法を3つ紹介します。

  • 白髪染めの頻度を減らす
  • 頭皮に薬剤がつかないようにする
  • 染める前に頭皮を保護する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

白髪染めの頻度を減らす

白髪染めは、2ヶ月に1度くらいの頻度で行う方が多いです。しかし中には、根元の白髪がすぐに目立ってしまうからと、1ヶ月に1回ほどの頻度で行う人も少なくありません。高頻度で白髪染めをしていると、ジアミンが体内で蓄積されてアレルギーが発症する確率が高くなります。

ジアミンの蓄積を予防するためにも、白髪染めの回数は少なめにするのがおすすめです。全体的な白髪が気になる方は白髪染めをする必要がありますが、部分的に気になる方はマスカラタイプの白髪染めを使うなど、染め方を工夫してみてください。

頭皮に薬剤がつかないようにする

ジアミンアレルギーは、頭皮に白髪染めのヘアカラー剤がつくことで発症します。それを防ぐためには、ジアミンを含んだヘアカラー剤が頭皮に直接つかないようにするのが効果的です。

頭皮に直接つかないようにするのは、技術がない素人では難しいので、プロの美容師にお願いするのが良いでしょう。「頭皮に直接つかないようにしてほしい」と伝えれば、美容師が染め方などを工夫をしてくれます。

染める前に頭皮を保護する

美容師に「頭皮に薬剤がつかないように依頼」をした場合の対処方法の1つとして行われるのが、頭皮の保護です。具体的な方法としては、保護オイルを塗って薬剤が肌に触れないようにすることなどが挙げられます。

保護オイルが膜としての役割を果たしてくれるため、簡単に頭皮を保護できるのです。事前に「白髪染めでかゆみを感じやすい」と伝えておけば、保護オイルで対処してくれる美容院も多いので、我慢せずに相談するようにしてください。

ジアミンアレルギーならノンジアミンカラーがおすすめ

ノンジアミンカラーはその名の通り、ジアミンが含まれていないカラー剤のことを指します。ジアミンの代わりに、髪表面をコーティングするための塩基性染料と、髪の毛に浸透させるためのHC染料という2種類の染料を配合しているカラーリング剤です。

ジアミンが含まれていないため、ジアミンアレルギーの発症を抑えられるだけでなく、ジアミンアレルギーの人でも染められるため、白髪染めでしみたりかゆみを感じたりする人に人気があります。

ジアミンが含まれているカラーリング剤は、明るい色に染めやすくムラになりにくいという理由から、現在でもさまざまな美容院で採用されています。しかし、ジアミンアレルギーを発症する人も出ていることから、ノンジアミンカラーを採用している美容院も増えているのです。ジアミンアレルギーの発症が不安、ジアミンアレルギーを発症しているという人は、ノンジアミンカラーを使用した白髪染めを検討してみてください。

ノンジアミンカラーのメリット

ノンジアミンカラーの最大のメリットは、ジアミンアレルギーの人でも白髪染めができることですが、それ以外にもさまざまなメリットが存在します。例えば、低アルカリ性で敏感肌の人でも染めやすいことなどが挙げられるでしょう。敏感肌で、白髪染めをするとピリピリとした刺激を感じてしまう人は、刺激が少ないノンジアミンカラーを選んでみてください。

また、ツヤを出しながらも自然な深みのある髪色に染められるのも、メリットの1つといえます。先ほど解説した、塩基性染料とHC染料という2種類の染料によって髪の毛がコーティングされて、自然な色味とツヤがある髪が手に入るのです。

ノンジアミンカラーのデメリット

先ほど、ジアミンが含まれているカラー剤は明るい色に染めやすく、ムラになりにくいと解説しました。反対に、ノンジアミンカラーは明るい色に染めにくく、ムラになりやすいというデメリットがあります。そのため、セルフカラーリングをすると、綺麗に染まりにくいのが難点です。

ノンジアミンカラーで自分の好みの色に染めたい、ムラなく綺麗に染めたいという方は、無理にセルフカラーリングをせずに、ノンジアミンカラーを採用している美容院に相談してみてください。プロの美容師が、希望の色にムラなく綺麗に染めてくれます。

ノンジアミンカラーについては、「ノンジアミンカラーで白髪染めはできる?メリットやデメリットをご紹介」の記事で詳しく解説しています。施術事例なども公開しているので、ぜひ参考にしてみてください。

白髪染めでかゆみを感じる人は美容院に相談しよう

白髪染めでかゆみを感じる人は、美容院に相談して染めてもらうのがおすすめです。頭皮の状態をプロに見てもらえますし、ジアミンアレルギーにも理解があります。他にも、以下のようなメリットがあるので、ぜひ美容院への相談を検討してみてください。

  • 症状に合った染め方を提案してもらえる
  • 髪色の選択肢の幅が広がる

それぞれ解説していきます。

症状に合った染め方を提案してもらえる

美容院に相談をすれば、個人の症状や髪質などを元に、最適な染め方を提案してもらうことが可能です。

実際にhi-z hairでは、下記の3種類のノンジアミンカラーを使い分けています。

  1. 塩基性・HC
  2. ノンジアミンヘナ
  3. ノンジアミンの酸化染料(アルカリカラー)

塩基性・HCはアレルギーが起こりにくい、ノンジアミンヘナは髪にハリやコシが生まれやすいなど、それぞれの染め方によって特徴は異なります。お客様の症状や髪質、希望などに合わせて、プロの目線で判断をしながら施術をしておりますので、お気軽にご相談ください。

髪色の選択肢の幅が広がる

また、髪色の選択肢が少ないというデメリットがあるノンジアミンカラーですが、美容院なら髪色の選択肢の幅が広がります。美容院では、複数の染料を組み合わせることで、ノンジアミンカラーのデメリットを打ち消しているのです。

例えば、hi-z hairではジアミン0%のカラー材、肌に優しい植物性のヘアカラー、ビビットな髪色にも染めることが可能なヘアマニキュアなどを使用しています。これらのカラー剤を組み合わせながらデメリットを補い合うことで、ジアミンアレルギー発症のリスクを抑えながらさまざまな色味に染められるのです。

かゆくならない白髪染めならhi-z hairにお任せ

白髪染めでかゆくなる原因としては、カラー剤の洗い残しや頭皮環境の悪化などが考えられます。その他の理由として多いのが、ジアミンアレルギーです。ジアミンアレルギーを発症すると、かゆみや痛み、湿疹、かぶれなどの症状が表れます。

酷い場合には、頭痛やめまい、動悸などの症状が出ることもあるので、ジアミンアレルギーの症状が出た場合には早めに病院を受診しましょう。

ジアミンアレルギーを予防したい、ジアミンアレルギーを発症してしまっているという方は、ノンジアミンカラーでの白髪染めを検討してみてください。

ノンジアミンカラーは、ジアミンアレルギーの人でも白髪染めができるだけでなく、ツヤのある自然な髪色に染められるというメリットがあります。髪色の選択肢が少なくムラになりやすいというデメリットもありますが、美容院での白髪染めならそんなデメリットも解消することが可能です。

かゆくならない白髪染め、ノンジアミンカラーでの白髪染めを検討している方は、ぜひhi-z hairにお任せください。ノンジアミンカラーを複数取り扱っているだけでなく、施術事例も豊富なので、あなたの希望にも的確にお応えいたします。ご相談はお問い合わせフォームか045-532-6226から受付をしております。

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